2011年04月25日

4月第2週報告 西岡先生

4月第2週報告 西岡先生です

皆様、こんにちは。
4月9-11日の報告と感想を書きます。大変遅くなり、申し訳ございません。

安藤隼人さん、油井直子先生、小西由里子さん、藤木育子さん
現地、石巻市北上ではありがとうございました。

◆東北大震災支援・視察報告

◇4月9日
13時 次男(薬学部5年)とともに出発
東北道(仙台南IC直前の菅生PAで給油)、仙台南部道路、東部道路、三陸道経由
18:30 石巻市北上町災害対策本部(北上中学校)着
日本登山医学会の安藤さんらの他メンバー4名と合流
災害対策本部の医療コーディネーター(保健師)らとミーティング
保健師に知人:Tさんから託された支援品(飲料、雑誌、衛生用品など)を渡す
対策本部ではその時10名程の人が働いている
支援物資の段ボールが山積みにされている
車中泊

◇10日
8時 災害対策本部で保健師らと当日の活動について打ち合わせ
11日の我々(登山医学会メンバー6名)の活動は愛媛県の病院の支援チームが来ているので、不要になった。
8:30 我々6名(車2台)で巡回診療に出発
2箇所の避難所で巡回診療 他に個人宅へ往診、薬配達など行う。
巡回診療で小生の担当した内科では診察した患者さんの数は少ないが、風邪や高血圧が殆どで、重傷者はいない。
問診内容をメモ書きして、処方する。処方薬は段ボールに袋に効能別に小分けした薬からナースなどに手伝って貰い探し、薬袋に入れて、患者さんに渡す。老人や子供が多いが、(被災後、約1ヶ月経過している所為か)笑顔も見られる。

14:40 我々は現地で解散となり、4名は帰京、小生と次男は被災各地の視察へ
国道45号を北上して南三陸町や気仙沼市を進む。国道が壊れて、迂回路が多い。気仙沼市市街地手前の高台のGSでガソリンを給油して満タンに出来て、ガス欠の心配は無くなり安堵した。瓦礫の中の道の走行では釘を踏んでタイヤのパンクが心配だったが、幸い無事だった。
石巻市北上町の十三浜、南三陸町の志津川や気仙沼市の海岸近くの被害はすさまじい。木造の家屋は瓦礫と化し、鉄筋の建物は壁や窓が壊れ、骨だけになっている。宿泊可能な宿、ホテルは無さそうなので、大船渡市郊外の五葉温泉に入浴し、その駐車場に車中泊した。

◇11日
8時頃 大船渡港近くの市街地へ
06年8月 五葉山登山の前日に宿泊したホテル福富を捜し当てる。
ホテル福富は鉄筋3階建てだが、海岸線から約170mと至近にあり、しかも須崎川に面している。鉄筋の駆体は残っているが、1階の壁や窓は破壊され、居住は不可能だ。今回の津波で損傷は当然とはいえ、被害が少ないことを祈っていたので、残念でならない。
9時頃 帰途に 国道107号、東北道北上IC経由
16時頃 帰宅

◇感想
被災地では悲惨な暗い状況もあるかと予想していたが、被災者に笑顔が見られたのが、救いだった。もとより彼らの内心は窺い知れないが。診療時間、患者数が少なく、また、予定していた11日の活動が不要になり、余りお役に立てなかったのが、些か心残りである。

津波で破壊された被災地の映像はテレビで見ていたが、この目で見るとやはり、凄まじいものだった。しかし、被災地近くでも標高が少し高い所では被害の痕跡は見られない。北上町で往診にいった家の内部も何ら傷んでない様に見えた。大船渡市市街地でも港から距離があり、やや高い所では外見上被害は見られなかった。
以上、拙文ですが、簡単な報告を書きました。

 西岡クリニック 西岡隆文 nishioka-clinic@u01.gate01.com
東京都文京区向丘1-10-2(〒113-0023) TEL3812-1421 FAX3812-5591
URL: http://www.e-doctors-net.com/bunkyoH/nishioka/
http://www.hospita.jp/58/
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2011年04月21日

2011/04/20 石巻市and北上町十三浜大指地区訪問仮報告 増山

日本登山医学会 増山茂です

2011/04/20、石巻市及び北上町十三浜大指地区を訪問してきました。これから被災地は、生活の立て直し・教育の継続・地元産業の復興などといった息の長い回復過程に入ります。これを共に考えるmissionでした。様々な立場の専門家と一緒でした。
今回は、幸運にも、日本エリクソンさまが震災支援用にとご提供いただいたヘリコプターをご利用することができました。日本エリクソンさま、本当にありがとうございました。


2011/04/20 石巻市・北上町十三浜大指地区訪問仮報告

参加者:
増山茂 日本登山医学会、医療構想千葉
山根一眞 ノンフィクション作家 
柳内光子 浦安商工会議所会頭
伊藤隆一 東京小児科医会 小児救急担当理事
高橋道夫 シャボン玉石けん株式会社専務取締役
川原貴佳 シャボン玉石けん株式会社研究開発室
坂下賢 宮城県議会議員

旅程 2011/04/20
08時00分 東京ヘリポート出発
09時20分 福島スカイパーク着 給油
09時50分 福島スカイパーク発
 亘理町から太平洋岸を北上する。津波の破壊力に絶句する50km。石巻へ。
10時30分 石巻専修大学着
 石巻中学校を訪問。体育館ばかりか、教室も避難所となっている。
 動物と人が共棲する閉鎖的生活空間、非衛生的な環境。感染症が危惧される。
 「このままでは明日からの新学期はopenできない」と、苦渋の校長先生。
 石巻市役所を訪問、副市長と面談。石巻は宮城でも最も厳しい自治体である。
 日本登山医学会は、石巻日赤病院を支援する。
 8月に復活の祭りを民間で企画。浦安DLの協力を求められる。
12時30分 石巻専修大学出発
12時45分 大指避難所 着
 被災者と面談・大指港視察
 徹底的に破壊された大指港。しかし団結して明るい漁民。強い。
 遠隔医療システムの提案、スマートな仮設住宅建設、漁業の復活支援を約束。
14時30分 大指避難所出発
14時50分 石巻専修大学着 
15時00分 石巻専修大学発
15時30分 福島スカイパーク着 給油
16時00分 福島スカイパーク発
17時10分 東京ヘリポート着
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2011年04月19日

上家先生報告 2011/4/14-17

上家和子先生の報告です。

第3週報告 20110419  

メンバー:竜崇正先生、伊藤正孝先生、宮崎尚子健康運動指導士、上家和子(文責)

行動概要
4/14(木)夕方、浦安から竜・上家、杉並・戸田から伊藤・宮崎、車2台で出発。
【行程および現地ロジスティクス】
4/15(金)8時、前日から入っていた島田ガイド(神戸チーム)と合流し、2時間程度、避難所を廻って説明を受ける。【島田さん報告】
午後、上家・伊藤チームは、この日、雄勝(おがつ)地区で調整中の宮城県災害医療コーディネーター石井正医師(石巻日赤)に会うため、雄勝町大須小で面談。
竜・宮崎チームは各避難所を巡回して携行品の配布などを行った後、吉浜地区避難所「はまぎく」で炊き出し手伝い。【竜先生報告、宮崎さん報告】
4/16(土)昼間は幕営地移動、物資調達等。17時、石巻日赤登院、リーダー会議に参加。同じく一次救急(イエローゾーン)ラインの厚生年金病院チームと調整し、22時以降を担当。22時から24時の2時間で9名受診、当チームで5名診療。
【竜先生報告】
4/17(日)8時、竜・宮崎チームは斉藤健太郎先生と合流。【竜先生報告、宮崎さん報告】上家・伊藤チームは日勤帯前半(8時〜13時)石巻イエローゾーン支援、12名診療。
2チームそれぞれ帰還し、23時までに全員帰宅した。

上家和子
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