2011年03月18日

被災地における地域在住高齢者に向けた運動機能維持に関する提案

あべ整形外科リハビリテーション科理学療法士 下田 栄次
 
栄養状態や天候、物資が不足している状況を考えると、改めて運動をする状況ではないと思いますが、高齢者に関しては運動器疾患を抱えている方も多いかと思います。
安静や低活動の状況が続くと廃用性症候群や前述のエコノミークラス症候群を呈しやすくなると考えます。そこで、臥位のまま出来る簡単なストレッチと運動を提案したいと思います。

@ 腰の筋肉を伸ばす運動(10回ずつ)
[1] 仰向けの姿勢から、ゆっくりと両手で膝を抱える姿勢をとります。
[2] 次に膝を胸につけ、5秒間たったらはじめの姿勢に戻ります。
※ 両膝を抱きかかえるのが困難な場合は、片方ずつ行ってください。

A 腰と背中を伸ばす運動(10往復)
[1] 仰向けの姿勢から、上体の向きを変えずに、腰から下だけをひねります。
[2] 左右、交互にゆっくりと行ってください。

B 開眼片足立ち運動(左右1分間ずつ 1日3回)
[1] 転倒しないようにつかまるものがある場所で行ないます。
[2] 床に着かない程度に片足を上げます。
※ 支えが必要な方は両手や指をついて行ってください。

事務局の増山先生や他の医師の先生方の取り組みや活動状況を拝見しまして、感銘を受けるとともに日本登山医学会の会員として、医療従事者として、日本人として、私も何か被災地の方々の為に援助出来る事はないかと模索しています。

参考資料の詳細
シグマックスヘルスケア「腰痛大百科」
http://www.sigmax.co.jp/ippan/westache_encyclopedia/stretch.html
日本整形外科学会「ロコモパンフレット2010年度版」
http://www.joa.or.jp/jp/public/locomo/locomo_pamphlet.pdf
posted by 日本登山医学会ブログ at 15:41| Comment(0) | 支援
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